「種類がありすぎてどのお茶が美容にいいのかわからない」
「飲みすぎるとお肌によくないの?」

そんなお茶に関する疑問に対し回答していきます。美容にいいものを中心にその他の健康効果や飲むタイミングなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ダイエットに効果的なお茶を知りたい方はこちらもおすすめです。

では、詳しく見ていきましょう!

あなたのお悩みは?

美容・健康に関するお悩みは人それぞれ!ダイエット、紫外線対策、アンチエイジングなどなど、様々なお悩みがあると思います。
お悩み別にあなたにあったお茶をご紹介していきます!

アンチエイジングしたい

カテキン、ビタミンC、ミネラル、ルチンなどを含むものがおすすめ
<おすすめのお茶>
ルイボスティー、杜仲茶、柿の葉茶など

日焼け対策

ビタミンC、茶カテキン、ケルセチンなどを含むものがおすすめ
<おすすめのお茶>
緑茶、ローズヒップティーなど

血行不良、冷え、むくみ対策

ナイアシン、カリウム、カフェインなどを含むものがおすすめ
<おすすめのお茶>
ルイボスティー、杜仲茶、ドクダミ茶など

ニキビなどの肌荒れ対策

ビタミンC、ゲニポシド酸などを含むものがおすすめ
<おすすめのお茶>
緑茶、ハトムギ茶、柿の葉茶、ローズヒップティーなど

それでは美容効果が期待できるお茶を詳しく見ていきましょう!

美容効果が期待できるお茶①緑茶

緑茶には美容・健康にいい影響を与える成分(カテキン、カフェイン、テアニン、ビタミンCなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • 美肌効果(紫外線の対策、しわやしみ、たるみ、ニキビ予防など)
  • むくみ対策
  • ダイエット効果(血中のコレステロール低下、体脂肪低下作用など)
  • 眠気対策
  • リラックス作用
  • 免疫対策

1日の摂取量の目安

3~5杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

<紫外線対策したい方>

緑茶には紫外線による肌のダメージを防いでくれるカテキンが多く含まれます。そのため、紫外線のダメージを軽減させたい方は飲むことをおすすめします。外出が多い日はこまめに飲んで紫外線対策をしましょう!

緑茶にはビタミンCが多く含まれます。ビタミンCは熱に弱い性質があるので、より美肌効果を期待するのであれば、水だし緑茶がおすすめです。

<ダイエットしたい方>

緑茶に含まれるカテキンには脂肪燃焼効果もあるので、運動の1~2時間前に飲むことがおすすめです。また食前に飲むことで食後血糖値の上昇を抑える効果もあるの、食事前に飲むのもいいでしょう。

注意点

冷たい緑茶をたくさん飲んでしまうと体を冷やす原因となり、血行不良、貧血につながり、その結果くすみなどの肌トラブルを引き起こすことになるので、冷たいお茶は飲みすぎないよう注意しましょう。

緑茶にはカフェインが含まれているので、妊婦の方や授乳中の方は控えまめにしましょう。また空腹時に大量に飲むと、各消化器官を刺激して下痢や腹痛の原因になる可能性があるので、注意が必要です。また緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害する働きがあるので、貧血気味の方などは飲みすぎに注意してください。

※注意

カフェインを過剰に摂取してしまうと肌にくすみやしみの原因となってしまいます。これはカフェインがメラニンを拡散させてしまう働きがあるからです。

またカフェインには利尿作用があり、肌の乾燥の原因にもなります。利尿作用は体の毒素を排出するいい働きなのですが、体内の水分量を減らす原因となり、結果、肌の乾燥の原因になってしまいます。

適量を摂取するのは問題ないですが、過剰に摂取してしまうと肌に悪影響を与えてしまうので、カフェインの摂りすぎには注意しましょう。

美容効果が期待できるお茶②ルイボスティー

ルイボスティーには美容・健康にいい影響を与える成分(ケルセチン、ルテリオン、ルチン、ミネラルなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • 美肌効果(しわ、しみ、たるみ予防、新陳代謝の促進)
  • むくみ改善
  • 便秘改善
  • リラックス効果
  • ダイエット効果(代謝促進、脂肪分解酵素の働きを促す)

1日の摂取量の目安

2~3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

ルイボスティーはいつ飲んでもいいですが、こまめに飲むと抗酸化力を維持できるのでこまめに飲むことをおすすめします。

注意点

ルイボスティーにはカリウムが多く含まれるため、腎機能が低下している方やカリウム製材、利尿薬を飲んでいる方は注意が必要です。

また、飲みすぎは下痢・腹痛などの症状が出る可能性があるので注意しましょう。

美容効果が期待できるお茶③ハトムギ茶

ハトムギ茶には美容・健康にいい影響を与える成分(たんぱく質、食物繊維、ヨクイニンなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • 美肌効果(くすみ、ニキビ予防、肌のターンオーバー促進など)
  • 胃の調子を整える
  • 便秘改善
  • 夏バテ防止

1日の摂取量の目安

3~5杯
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

空腹時のほうが成分の吸収率が高いため、食前30分前など空腹時に飲むのがおすすめです。

注意点

ハトムギはイネ科の植物のため、イネ科のアレルギーがある方は注意が必要です。

また、体を冷やす作用があるので、冷え性の方は飲みすぎに注意しましょう。

美容効果が期待できるお茶④杜仲茶(とうちゅうちゃ)

杜仲茶には美容・健康にいい影響を与える成分(ゲニポシド酸、フラボノイド、ミネラルなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • むくみ改善
  • 抗酸化作用(アンチエイジング)
  • ダイエット効果(基礎代謝を上げる、コレステロールの吸収を抑える)
  • 高血圧予防
  • 便秘改善

1日の摂取量の目安

茶葉の分量で6g程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

空腹時のほうが成分の吸収率が高いため、食前30分前など空腹時に飲むのがおすすめです。

注意点

カリウムを多く含む健康茶なので、腎機能が低下している方やカリウム製材、利尿薬を飲んでいる方は注意が必要です。

美容効果が期待できるお茶⑤ドクダミ茶

ドクダミ茶には美容・健康にいい影響を与える成分(クエルセチン、ルチン、ミネラルなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • むくみ改善
  • 美肌効果(ニキビ対策、しみ対策など)
  • 便秘改善
  • ダイエット効果(脂肪の吸収を抑制する)

1日の摂取量の目安

2~3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

ドクダミ茶にはマグネシウムが含まれており、便秘改善に効果があります。そのため、朝飲むのがおすすめです。

注意点

ドクダミ茶にはカリウムが多く含まれるため、腎機能が低下している方やカリウム製材、利尿薬を飲んでいる方は注意が必要です。

カフェインは含まれていないため、妊娠中や授乳期の方も飲むことできますが、コップ2杯以上飲んでしまうと、子宮収縮させる作用が働いてしまう可能性があるので、妊娠初期の方は注意しましょう。

また、飲みすぎは下痢・腹痛などの症状が出る可能性があるので注意が必要です。

美容効果が期待できるお茶⑥柿の葉茶

柿の葉茶には美容・健康にいい影響を与える成分(ビタミンC、柿カテキン、ルチン、ミネラルなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • 美肌効果(しみ、ニキビ予防、美白効果)
  • 抗酸化作用(アンチエイジング)
  • 免疫対策
  • 高血圧予防
  • 便秘改善

1日の摂取量の目安

2杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

柿の葉茶にはビタミンCが多くに含まれていますが、体内にビタミンCは貯めることはできないので、一度にたくさん飲むと尿として排出されてしまうので、数回に分けて飲むことをおすすめします。

注意点

柿の葉茶を飲んだことで何か副作用が出たという報告はありませんが、持病がある方や通院中の方は念のため、かかりつけ医に相談したうえで飲むようにしてください。

美容効果が期待できるお茶⑦ローズヒップティー

ローズヒップティーには美容・健康にいい影響を与える成分(ビタミンC、ペクチン、食物繊維など)が含まれており、以下のような効果・効能があります。

効果・効能

  • 美肌効果(紫外線の対策、しみ予防、美白対策)
  • 便秘改善
  • 免疫対策
  • ストレス対策
  • むくみ改善

1日の摂取量の目安

3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。

おすすめの飲むタイミング

ローズヒップティーにはビタミンCが多くに含まれています。体内にビタミンCは貯めることはできないので、一度にたくさん飲むと尿として排出されてしまうので、朝・昼・夕など数回に分けて飲むことをおすすめします。

※ローズヒップティーをいれたあと、カップやポットに残ったふやけたローズヒップの実までしっかり食べることで、豊富なビタミンや食物繊維などの栄養を摂ることができます。

注意点

ローズヒップティーにはビタミンCと食物繊維が多く含まれているので、飲みすぎてしまうと、下痢や腹痛を引き起こす原因になるので、注意しましょう。

※今回ご紹介しているお茶について
個人差によっては合わない場合もあるので、成分表示をよく読み、最初は少量から飲み始めることをおすすめします。
また、妊娠中の方や授乳中の方、持病がある方、通院中の方は念のため、事前にかかりつけ医に相談したうえで飲むようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
お茶の種類も様々あり、選ぶのにも悩みますが、ダイエットも改善したい、便通改善も改善したいという方はそのほかの効果・効能を参考にお茶を選んでみてくださいね。

また、お茶だけでなくバランスのいい食事と適度な運動も心がけることが大事になってきます。日々飲むものだからこそ、体にいいものを毎日取り入れていきたいですね。

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