「3カ月でマイナス3kg」の長期ダイエットも3分の2が過ぎましたが、そろそろ疲れてきた人も多いのではないでしょうか?
長期にわたるダイエットは、疲れがたまってイライラしてしまうもの…。そんなときには、息抜きとして「チートデイ」を取り入れてみましょう!
チートデイとはダイエット期間中、我慢していた食べものを食べて良いプチご褒美の日です!
今回は、チートデイの特徴やメリット、効果的な実践方法について詳しく紹介していきます。チートデイをフル活用して、長期ダイエット中のストレスを上手に解消していきましょう!
何タイプか知りたい方はまずこちらから→タイプ別ダイエットマイナス3キロプログラム
長期ダイエットにイライラ…そんなときにおすすめ「チートデイ」!
「できればあまり動かずに痩せたい…」のんびりマイペースなカメさんタイプには、無理をしないダイエットメニューを提案してきましたね。
あまり生活習慣を変えすぎないダイエットメニューであっても、慣れない食事制限や運動を続けていくと、気づかないうちにストレスがたまっているイライラすることも…。
ストレスがたまると暴飲暴食に走ってしまったりと、ダイエットを挫折するリスクも高まります。そのため、長期のダイエットでは適度に息抜きをして、ストレスと上手に付き合うことが大事なキーポイント!
おすすめの息抜き方法は、一定期間のうち1日だけ、今まで我慢していた食事制限をゆるめて好きなものを食べる「チートデイ」を設ける方法です。
定期的にチートデイを設けることで、ダイエットに挫けそうなときでも「あと○日でチートデイだからもう少し頑張ってみよう!」とモチベーションを上げることができるのですね。
チートデイを思う存分活用して、息抜きをしながら、残り1カ月のダイエットを楽しく完走しましょう!
チートデイを使いこなそう!【特徴・メリット・効果的なとり方】
チートデイは、長期ダイエット中の息抜きやストレス発散だけがメリットではありません!他にも、チートデイは基礎代謝低下を防ぐためにも役立ちます。
ダイエット中に摂取カロリーを減らすと、体の基礎代謝が一時的に下がります。基礎代謝が下がる=消費カロリー減少にもつながり、ダイエットの成果が乏しくなることも…。
そんなときにチートデイを設けて、糖質を制限せず十分なカロリーを摂取することで、脳が「元の食事量に戻った」と勘違いを起こし、基礎代謝を元通りに戻していくのです。
このチートデイですが、どのように行うのが効果的なのでしょうか?
まず、チートデイはある一定期間の中で1日だけ行います。翌日からはまた、ダイエットメニューに戻します。頻度は、本来は、体脂肪率ごとに決める必要がありますが、今回はストレス発散も込めて、1~2週間に1日の軽めのチートデイから始めてみましょう!
また、みなさんが気になるのが「チートデイで食べていいもの」ですよね。その答えは「何でもOK」!
ダイエット中我慢していた食べものはありますか?普段は避けていた高カロリーな炭水化物やお菓子を、この機会に食べちゃいましょう!普段我慢していたことを許すことで、ストレスを解放させることが大切です。
「食べすぎてしまわないか不安…」という人は、摂取カロリーの上限を決めてみては?目安は体重×40〜45kcalぐらいで考えるとよいでしょう。158cm・55kgの女性であれば、2,200〜2,475kcalとなります。 ダイエット中は食事も運動も大切ですが、長期の場合、いかにストレスを解消するかがポイントです。チートデイを挟んで息抜きをしながら、モチベーションをキープしましょう!
「プチご褒美の日」!【理想的なチートデイ】
実際にチートデイを行うといっても、イメージが湧かないという人もいるでしょう。そんなみなさんへ、ここからは、理想的な1日の過ごし方・チートデイ編を紹介します!
※これまでの、ダイエット中の理想的な1日の過ごし方は、こちらをチェック!
- 過去のカメさんタイプ記事
起床時間6時。朝ご飯はクロワッサン(178kcal)、スクランブルエッグ(146kcal)に栄養バランスを考えて小鉢のサラダ(約25kcal)を。ドリンクはカフェオレ(80kcal)といった普段とは違う油分多めの洋食をチョイス!*サラダのドレッシングは和風などですこしカロリー抑えめに。
出勤時間8時。 夜ご飯は友達と食べるために早めに連絡をいれておきます。久々の友達との外食に心を躍らせながら、一駅分ウォーキングして出勤しましょう!
昼ご飯12時。ランチは、ずっと食べたかったラーメンを選びます。味噌ラーメン(580kcal)、餃子(236kcal)で炭水化物をしっかりとっておなかを満たし午後に向けたエネルギーチャージも完了です!*
お昼休みの残りの時間は、ゆっくりとストレッチをして体をほぐしておきます。
おやつは15時。いつもはフルーツやナッツなど低カロリーなおやつを食べますが、今日はなんといってもチートデイ!普段は我慢していたミルクチョコレートを片手に乗る分量(25g 138kcal)楽しみます!*
帰宅17時。友達と食べる夜ご飯のお店選びを考えながら、ゆっくりとウォーキングをして帰ります。
夜ご飯19時台。贅沢に友達とステーキディナー!メニューは、ステーキ(355kcal)、ライス(252kcal)、野菜をとるのも忘れないようステーキの添え物に人参グラッセ(35kcal)、ほうれん草のソテー(40kcal)を!デザートはアイスクリーム(315kcal)。*
日頃のダイエットを頑張っている自分を労って、脂質たっぷりなおいしいおステーキを味わいます。
お風呂・トレーニング21時前。帰宅して少し落ち着いたら、ストレッチと筋トレはいつも通り行います。
ウォーキングを頑張った日は、足のストレッチを入念に。次に、携帯の動画を見ながらプランクを1分×3セット行い、そのあとゆっくりとお風呂に入って汗を流しましょう。
就寝22時。体にたまった疲れを回復できるように、最低でも7〜8時間の睡眠時間を確保して、翌日のダイエットメニューに備えます。
以上が、おすすめのチートデイの過ごし方です。これはあくまで理想のため、1日の摂取が自分の体重×40〜45kcalを超えなければ、食事内容を特に制限なく考えてOK!
自分好みのスペシャルなチートデイを考えてみましょう!
* カロリー計算は健康サポートアプリ「BeeLife」で!
チートデイ翌日からの注意点【厳守】
チートデイを満喫したら、翌日からはまたダイエット再開です!ここで、やってしまいがちな失敗があるので、確認しておきましょう。
「チートデイの翌日体重を測ってみたら、少し増えてしまった…」だからといって、焦って翌日から断食をしたり食事量を極端に減らしたりするのはNG!
1日食べすぎたといっても、摂取したものがすぐに脂肪になることはないので安心してください。
チートデイ翌日から3日後までは、ゆるやかに体重が増加する傾向がありますが、チートデイ後の食事や運動に気をつけていれば1週間以内に体重が元へと戻ります。
チートデイ後も焦らずに、元のダイエットメニュー・生活習慣に戻すよう心がけてみてください。
また、一時的に太った理由は、チートデイ中に塩分の多い食事をしたために水分が体にたまり、むくんでしまったことが原因かも知れません。
そこで、チートデイの翌日からは、いつものダイエットメニューにプラスして、むくみを解消する食事やマッサージを心がけると、より早くチートデイ前の状態に戻すことができるでしょう!
むくみを解消する食材は、カリウムを多く含むきゅうりやほうれん草といった野菜類、キノコ類や海藻類など。いつもの食事メニューに1品加えてみてはいかがでしょうか?
他には、マッサージもむくみ解消に効果的!足の皮膚を、深呼吸しながらやさしく心臓に向かってなでていきます。皮膚をやさしくなでることでリンパの流れが改善され、むくみ解消が期待できるでしょう。
普段のダイエットメニューにむくみ対策もプラスすれば、チートデイ後も安心して過ごせますよ!
長く続くダイエット、息抜きしつつ目標達成を目指そう!
長期ダイエットのストレスを発散させるチートデイ。1〜2週間に1日ご褒美の日をつくることで、より楽しくダイエットを続けていけるはずですね!
ダイエットは長距離マラソンです。短距離走のように力をいれて一気に駆け抜けるのではなく、ときにはチートデイなど息抜きをしつつマイペースに走り抜きましょう!
次回は、なんとカメさんタイプのダイエットも最終回!ラスト2週間の過ごし方や大切なことを紹介していきます。
3カ月にわたるダイエットを締めくくるにふさわしい、必見の内容になっていますのでお楽しみに!