GWが終わると次にやってくるのは梅雨ですね…。
蒸し暑くじめじめとした梅雨になると、本調子の日が少ないなんて人も多いかもしれません。実はこれ、気のせいではなく、梅雨シーズン特有の浮腫みやすさが原因かもしれません!
今回は、気になる今年の梅雨入り予想日から、梅雨時のむくみを始めとする身体的な悩みやその解消法まで紹介します!
梅雨シーズンの体調不良に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。きっと解決方法が見つかるはずですよ!
鬱陶しい梅雨がやってくる!今年の梅雨はいつから?
楽しかったGWが終わるとやってくるのは、イヤ〜な梅雨シーズン…。そんな鬱陶しい梅雨は、2022年はいつごろから始まるのでしょうか?
気象庁によると、沖縄や奄美を除いて、全国的に平年よりも気温が高くなる見通しのため、2022年の梅雨は例年よりも早くスタートする可能性があります。
南北に長い日本では、元々地域によって梅雨の時期にもばらつきがあります。例年の梅雨入りは、沖縄は5月10日ごろ、関東は6月7日ごろ、東北方面は6月15日ごろと、1ヶ月以上差があるのです。
2022年の予想でも、関東であれば5月28日ごろから6月10日ごろに梅雨入りする見込みのため、全国的に例年通りか少し早い梅雨入りと考えられるでしょう。
梅雨になると浮腫みや体調不良が起こるのは私だけ?
皆さん、今年も梅雨が来るのが憂鬱ではありませんか?それもそのはず、実はこの梅雨の時期は、一年を通して一番気候的にストレスを受けやすくなる時期だといわれているんです!
梅雨に入る前は、夏日のように暑い日もありますが、梅雨になると「梅雨寒(つゆざむ)」という言葉があるとおり、一気に気温が下がることもありますよね。
寒いと思ったら、雨が止んで蒸し暑くなる…そんな気温の変化に体が順応できないと、風邪を引きやすくなることがあります。
また、梅雨時期の気圧変化も体調不良に関係します。梅雨時になると、頭痛や吐き気、めまいに悩む方はいませんか?
天気が悪いとき、気圧は一般的に低気圧になりますが、この低気圧によって自律神経のバランスが崩れ、体が緊張状態になります。
この体の緊張が続くと血行不良やこわばりなどが起こり、頭痛や吐き気などを引き起こす要因になると言われているんです!
また気圧の急激な変化や寒暖差は、体だけでなく精神的にもストレスとなり、自律神経のバランスが崩れてしまうことも…。そうなると不眠を始め様々な体調不良の原因になってしまいます。
これは誰にでも起きることですが、個人差があるため「雨で憂鬱だから本調子じゃないなんて甘えていられない」「梅雨が終われば治るから」などと我慢してやり過ごしたりせずに、自分を労る期間と受け入れましょう!

どうして梅雨はむくみやすいの?
梅雨による頭痛などは知られていますが、梅雨はむくみを引き起こす原因にもなるのを知っていますか?
女性に多い悩みの一つであるむくみは、体内に水分が溜まることで起こります。梅雨時になると大気中の湿度が高くなり、体内の水分が汗として体から蒸発しにくいため、むくみやすくなるのです。
そして気圧も低くなっていると血流も悪くなるため、余分な水分が溜め込みやすくなりさらにむくんでしまいます。
湿度の問題だけならばエアコンの除湿設定で湿度を下げる方法もありますが、除湿は体が冷えるから苦手だという女性も多いですよね。そして体の冷えも原因になるためあまり良い策とも言えません。
梅雨のむくみを解決するには、適度な水分摂取と、しっかり汗をかく運動習慣を身につける必要があるでしょう。ただ、忙しい人にとって浮腫み対策のためにジムやサウナに通ったり運動習慣をつけたりするのはハードルが高いかもしれません。
運動はできるだけした方がいいですが、習慣化するのは難しいという人のために、毎日の習慣に少しプラスするだけのむくみケアを紹介します!
知りたい!梅雨のむくみ解消法!
ここからは、梅雨シーズンの悩みの中でも女性の大敵・むくみにスポットを当てて、解消法を3つ紹介します!
まず1つ目の解消法は、「食事によるケア」です。
おすすめは、むくみに効果的な食材であるキュウリや長芋を積極的に摂ることです。
水分が多いイメージのキュウリですが、実は、むくみの原因であるナトリウム(塩分)の排出を助ける作用があるカリウムが100gあたり(キュウリ約1本分)200mgも含まれているんです!また、食物繊維も含まれているので整腸作用も期待できますよ。
長芋も同じく、カリウムが豊富に含まれています。他にも長芋には、食物繊維やビタミンB群も豊富に含まれているので、消化や代謝を促しむくみの予防にも期待が持てるのです!
ではここからは、むくみの解消に最適なキュウリ・長芋を使った簡単レシピを2つご紹介します。
キュウリを使った簡単レシピ キュウリの浅漬けラペ(2人分)
材料:キュウリ2本、浅漬けの素…適量(100ml)
- キュウリを4~5センチの長さで千切りにする
- 保存袋に千切りにしたキュウリと浅漬けの素を入れて冷蔵庫に約5分入れる
- 汁気を切ってお皿に盛れば出来上がり
アレンジ:ボイルした海老を入れるとタンパク質やビタミンEも摂取できます。
長芋を使った簡単レシピ 長芋とじゃこのコンソメ万能ソース
材料:長芋200g ちりめんじゃこ 適量 顆粒コンソメ又は和風だし 小さじ1.5以上でお好みで
- ポリ袋に長芋を入れ、ラップの芯などで砕きながらペースト状にする
- 【1】のポリ袋に、ちりめんじゃこ、顆粒コンソメか和風だしを加えて混ぜ込む
- 30分ほど置いておくだけで出来上がり!
アレンジ:ごはんにそのままかけるだけでも美味しいですが、うどんやお湯を注いでスープにするのもおすすめです!
ダイエット中なら、ホワイトソースの代わりにグラタンにしてもヘルシーで美味しく食べられますよ!コンソメやだしで味がついているので、他の調味料は必要なく、簡単でやさしい味わいです。
2つ目のむくみ解消法は、「入浴によるケア」です。
むくみは、体内に水分が溜まっているだけでなく、毛細血管の循環が悪くなることも原因の一つ。そのため、冷えを感じない季節であっても湯船で体を温めて、血流を良くしてあげましょう。
おすすめの入浴法は、37℃~39℃程度のお湯にゆっくりと浸かり、副交感神経をリラックスさせて血液の循環を良くさせる方法です。
全身浴が難しい場合は、半身浴や足浴だけでも大丈夫です。
また、どうしてもシャワーだけで済ませたい場合は、つま先から足の甲にかけて熱めのお湯を浴びせ、十分に温まったと思ったら、今度は20℃前後の冷水を浴びせましょう。
これを4~5回ほど繰り返せば、シャワーだけでも血行が良くなり、足のだるさが取れてスッキリするはずですよ!
そして最後、3つ目のむくみ解消法は「マッサージケア」です。
特におすすめのパーツは、ふくらはぎ。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液を押し流すために大切な役割を担っているため、ぜひ積極的にマッサージを行ってみてくださいね!
まず、両手でふくらはぎを掴み、老廃物を絞り出すイメージで下から上に5回さすります。次に、人差し指と中指の第二関節でアキレス腱の付け根を挟み込み、足首からふくらはぎの真ん中あたりまで押し流す動作を5回繰り返します。
最後に膝の裏を4本の指で掴んで、数回押します。足を入れ替えて同様に行いましょう。
そして翌朝、1日の始まりは顔のむくみケアから始めます。
まず、鎖骨のくぼみに親指以外の4本の指を添え外側から中心に5回さすります。次に同じ4本の指を口角に当て鼻→目の下→こめかみ→耳下をとおり、鎖骨に戻るように滑らせるマッサージを5回行います。
これを1セットにして5回繰り返します。最後に人差し指と中指、薬指を眉間から耳の下をとおして、鎖骨まで滑らせるマッサージを5回行ったら完了です。顔の浮腫みがスッキリするはずですよ!
今年こそ梅雨時のむくみにサヨナラ!
梅雨シーズンは、気圧や気候の急激な変化によって体調を崩しがちな季節です。中でも、むくみは多くの女性が不快に感じる症状の一つですよね。
ただですら鬱陶しい梅雨なのに、むくみまで現れると気分がさらに落ち込んでしまいますが、部屋の除湿だけでなく食事や入浴、マッサージなどでも改善することができるので安心してくださいね。
毎日の食事や入浴、就寝までの間に簡単なむくみケアをプラスするだけで、昨日よりも少しだけ足取りが軽くなるかもしれません。
ぜひ、今からマッサージや食事でむくみづらい体づくりをして、今年の梅雨はむくみとサヨナラしましょう!