ラジオ体操とは?
子供のころの記憶のせいか、ラジオ体操は夏のイメージがあるかと思います。しかしラジオ体操は夏だけでなく毎日ラジオで放送されております。
その歴史は長く、発祥は実はアメリカ。日本では1929年より全国放送が開始されました。
国民の健康増進や体力向上を目的として作られた体操です。
夏休みのラジオ体操では第一のみが一般的でしたが、実は第三体操まであるのです。
ラジオ体操第一
最も馴染みがある第一。こちらの主な効果は血行や柔軟です。
思い出してみてください。伸びの運動や腕を回す運動、体全体を回す運動や、両足で飛ぶ運動もありますね。
これらの運動は、日常生活ではなかなかすることがない関節を大きく伸ばしたり、体全体の筋肉をほぐす効果がある運動です。
普段はあまり動かすことがない足を伸ばす運動や肩回しなどで、血行の促進や肩こりの緩和などにも効果的です。
柔軟を気軽に行うことができるので、幅広い世代に取り入れやすいです。
ラジオ体操第二
第一でしっかり柔軟と血行を整えた後は、筋力をつけるための体操です。
夏休みのラジオ体操では第一までしかやらないところがほとんどだと思いますので、第二と聞いてあまりピンと来ない方も多いのではないのでしょうか?
第二では、第一よりも多くの筋肉を動かします。
身体を前後や横にねじったり、足を曲げ伸ばすなどの全身を使った運動が多いので、筋力をつけることができますよ。
筋力をつけたい方は、第一と合わせて第二も行うといいでしょう。
ラジオ体操第三
ラジオ体操は幻と言われている第三が存在することをご存じですか?複雑な動きが多くラジオでの説明がわかりにくいという理由から幻になってしまったと言われていますが、1999年よりNHK『みんなの体操』で放送され始めました。
第一第二よりもさらにテンポが早く激しい動きで本格的な運動をするため、全身を使い、より筋力を高めることができます。
どのような体操なのか、気になる方はぜひ調べて実践してみてください!
いかがでしょうか?
子供のころはなんとなくやっていたラジオ体操。実はこんなにも全身への効果があります。
大人になってやってみると意外ときついかもしれません。
効果を実感するためには、全力でやることがポイントです。
ぜひ健康のために、一度全力で試してみてください!!