冷凍食品は電子レンジで温めるだけで簡単に調理でき、とっても便利ですよね。
時短調理だけでなく、冷凍保存しておけば長持ちするため、賞味期限切れを気にして、急いで食べる必要が無いのも良いところです。
しかし、その一方で「冷凍食品ってカロリー高そうだし体に悪そう…」「冷凍食品って便利だけど栄養なさそう…」といったイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
実は、そんなイメージをくつがえすほど、最近の冷凍食品は進化しているのです。そのすごさを知ったら、きっと冷凍食品を試してみたくなりますよ。
そこで今回は、令和時代の冷凍食品事情を紹介します!
冷凍食品のイメージ調査
昨今では、コロナ禍の影響で在宅勤務が増えたり、外食する機会が減ったりしたことで、自宅での食事、いわゆる「内食」をする人が増えています。それにともない、世間の冷凍食品に対するイメージや、使用頻度が変化しています。
令和3年4月に日本冷凍食品協会が行った「冷凍食品のイメージ調査」からわかる、世間の変化を見てみましょう。
冷凍食品を使わない人が減少し、新規利用者の増加
「冷凍食品はまったく使わない」という人は
- <女性>2020年16.9%→2021年12.3%に減少
- <男性>2020年18.3%→2021年15.6%に減少
上記のように、2020年と2021年を比較すると、男女共に冷凍食品を使わないという人が減少しています。
また、1年前に比べて冷凍食品の使用頻度が「増えた」という人は、男女共に3割近く増えていることがわかりました。
平均すると、週に2回程度は冷凍食品を使用しているという結果になっています。
利用する頻度が増えた理由には、「調理が簡単で便利だから」という意見が最も多く、次いで「おいしいと思う商品が増えたから」という意見も、男女共に全体の50%以上を占めているんです!
冷凍食品を利用する目的の変化
冷凍食品は、これまでお弁当用として購入している人が多い傾向でした。
しかし、今回の調査では、お弁当用として購入している人は減少し、自宅での昼食、あるいは夕食を目的として購入している人が増えていることがわかります。
この結果から、コロナ禍で出勤する機会が減り、お弁当を作らなくなった人が増えたことが考えられますね。
一方で、在宅勤務により自宅で食べる昼食や、夕食用として冷凍食品を利用している人が増えています。毎食作るのはとても大変ですもんね…。
栄養面に対するイメージの変化
自宅で食べる用として冷凍食品を利用している人の理由には、「調理の手間が省けるから」「買い置きができて便利だから」という意見の他に、「栄養バランスが取りやすいから」といった回答もありました。
これまでの「冷凍食品=不健康そう」というイメージから脱却しつつあるといえるでしょう!
【参考】イメージ調査について
冷凍食品の便利以外の一面
実際、最近の冷凍食品は、栄養価が高いものが増えており、便利さ意外の部分が人気の理由になってきています。では、便利さ以外の一面とは、他にどのようなことがあるのでしょうか。
味がおいしい!
まず、第一に味がおいしいことがあげられます。急速凍結技術が進化したことによって、以前よりもさらにおいしさが増したともいわれています。
急速凍結技術の進化で、凍結時間が短縮され、食品の組織を壊さずに品質を保つことができるのです!
また、凍結時間の短縮に加え、食品の配合技術や冷凍に向いている食材の活用なども、味がおいしくなった要因として考えられています。
栄養価が高く体に良い
実は冷凍食品は、「栄養価が高く体に良い」といわれています。なぜなら食材の鮮度が落ちる前に、新鮮な状態で急速冷凍するからです。
例えば、野菜なら収穫後すぐに急速冷凍するためスーパーの店頭に並ぶ生野菜のように、だんだんと鮮度が落ちていく心配がありません。
また、調理品の場合も同じく、急速冷凍するため、作りたてのおいしさと栄養を維持することができます。
そして何より、保存料や酸化防止剤などの添加物はほとんど使用していないのもメリットです。-20℃の環境で冷凍保存されるため、菌の繁殖や酸化を防ぐことができるんです!
凍結技術の進化によって、さらに鮮度や味、栄養価の高い冷凍食品が、次々と生まれてくることが期待できますね。
昨今増えている健康な冷凍食品
冷凍食品といえば、シーフードなどの魚介類から始まり、ミニハンバーグやからあげといったお弁当のお惣菜が一般的になりました。
その後、餃子やチャーハン、麺類なども主流となり、昨今では、栄養バランスの整っている商品や、低糖質、低脂質、高タンパク質といった健康志向の冷凍食品が増えています。
例えば、ブロッコリーやパプリカなどの野菜がゴロゴロ入った具だくさんのパスタは、カロテンやビタミンA、C、食物繊維などを摂取できるでしょう。
また、きんぴらごぼうとひじき煮がセットになった、中性脂肪を下げる作用のある、EPAとDHAの入ったお惣菜などもありますよ。
まだまだ紹介しきれないほど健康志向の冷凍食品がありますが、これらの商品に共通していることは、塩分が控えめに作られていることです。
さらに、カロリーや栄養成分の表示がされているため、ダイエット中の人や食事管理をしている人にもおすすめですよ。
健康を気にした冷凍食品の一例
冷凍食品の中でも、便利なのが一食で完結する冷凍食品弁当です。冷凍食品弁当は、一食分の栄養素をバランス良く摂ることができます。
いつもコンビニ弁当で済ませがちな人や、忙しくても健康的な食事を摂りたい人、毎日の食事管理を時短で行いたい人におすすめ!
冷凍食品弁当には宅配サービスやお得なサブスクもあるので、ここではその一例を紹介します!
ニチレイ 気くばり御膳 和食セット
1食あたり277kcal以下で、和食をメインとした主菜と副菜が入った冷凍弁当です。
肉や魚の素材にこだわった満足感のある主菜と、100g以上の野菜をふんだんに使った、色鮮やかな副菜の組み合わせで栄養満点!
耐熱トレーに盛り付けてあるため、お皿に移し替える手間も省け、そのまま電子レンジでチンするだけでOK。
食事の準備に時間を掛けずに、健康にいい食事を摂ることができます。7食分セットで購入できるので、1週間分の献立に悩む必要もなくなる画期的な商品です!
こちらから購入も可能です。
マッスルデリ
マッスルデリは、ダイエットや健康的な体づくりをしている人のために、栄養バランスのとれた最適な食事を、冷凍弁当という形で提供してくれる宅配サービスです。
「減量」「維持」「低糖質」「増量」の4つのプランから、自分の目的に合ったプランが選べます。
マッスルデリの特徴は、高タンパク、低カロリーでメニューは50種類以上あること!
焼きそばセットやナポリタンセット、プロテインピザなど、食べ応えがありながらも、管理栄養士が監修したヘルシーで栄養バランスの良い食事が楽しめます。
さまざまな種類のメニューを食べられるので、飽きずに食事管理を続けられるのが魅力ですね。
マッスルデリの冷凍弁当のお味が気になる方はこちらも
こちらから購入も可能です。
侮るなかれ、冷凍食品
これまで冷凍食品に対して、健康に悪いというイメージを持っていた人も、令和の冷凍食品のすごさを知り、180度イメージが変わったのではないでしょうか。
冷凍技術の進化によって鮮度を落とすことなく、おいしさも栄養価も保ったままの品質の高い冷凍食品が増えています。
また、健康向けの冷凍食品は栄養バランスがとれていることに加え、カロリー表示もされているため、毎日の食事管理にも役立ちますよ。
冷凍庫で保存しておけば、食べたい時にレンジでチンするだけで、手軽に健康的な食事が摂れるのもすごいところですね!
忙しい現代人において、いかに時短で食事の準備を済ませるかは重要なポイントです。なおかつ、栄養満点の健康的な食事が食べられるなんて一石二鳥!
ぜひ、健康的な食事を手軽に楽しめる冷凍食品を、あなたのライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。