よく晩酌するんだけど、つい気分が良くなって飲み過ぎちゃうんだよね〜

ふとし君

そうだのう、ワシは日本酒が好きじゃな…

ダイエット小学校
校長先生

糖質が少ないお酒はどっち?(問題⑮-1:問題)

校長先生は晩酌に日本酒を1合(180ml)飲みます。ふとし君はビール缶(500ml)とチューハイ缶(350ml)を飲みます。どちらが糖質を多くとっているでしょうか?

※ヒント
日本酒100mlの糖質量は3.6g
ビール100mlの糖質量は3.1g
チューハイ100mlの糖質量は2.9g

意外に多い、糖質量(問題⑮-1:答え)

ふとし君が19.17gも多く糖質をとっている

計算例

校長先生が飲んだ日本酒に含まれる糖質量は
3.6(g)×1.8=6.48(g)

ふとし君が飲んだチューハイに含まれる糖質量は
2.9(g)×3.5=10.15(g)
ビール500mL(500g)に含まれる糖質量は
3.1(g)×5=15.5(g)
合計でふとし君が摂った糖質の総量は
10.15+15.5=25.65(g)

ふたりを比べると
25.65-6.48=19.17(g)
ふとし君の方が19.17g多く糖質をとっていました。

糖質オフのお酒など、かしこく選ぼう(問題⑮-1:解説)

アルコール飲料は飲むといい気分になり判断能力が低下して、ついたくさん飲み過ぎてしまいがちですね。

お酒には製造方法によって種類があります。まずは醸造酒です。これは、原料となる糖分に酵母を加えて作ります。酵母が糖をアルコールへ作りかえるので糖質が高いのが醸造酒です。ビールは麦の糖分、ワインはぶどう、日本酒はお米を原料にしています。

次が蒸留酒です。これは、醸造酒を蒸発させたものを冷却して再び液体に戻したお酒のことです。蒸留して作られているため、アルコール分が高いですが糖質はほぼカットされています。ウイスキーやブランデー、焼酎、泡盛などがこちらの種類のお酒です。

最後が混成酒です。これは、醸造酒や蒸留酒に果実や香料などを混ぜたお酒を指します。アルコール度数も糖質も高めなものが多いです。リキュールや梅酒などがこれにあたります。

ふとし君や校長先生が飲んだビールや日本酒は糖質がお酒自体に多く含まれています。ふとし君はチューハイも飲んでおり、こちらはお酒自体に糖質は少ない焼酎がベースですが割り物が甘いと糖質が付加されてしまいます。今回のチューハイの糖質量は食品成分表のレモンチューハイを参考にしました。

今は糖質オフのお酒も多いので、店頭で選ぶ際に成分表示を確認してみましょう!

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