グロビン蛋白分解物とは

グロビン蛋白分解物って、そもそも何?

ふとし君

「ヘモグロビンを」「分解してできた」「ペプチド」「です」

VVYP

ヘモグロビンという名前は聞いたことがありますか?

これは血液中の赤血球に含まれ、酸素を運ぶ役割を持つタンパク質のことです。ヘモグロビンを酵素で分解したものが「グロビン蛋白分解物(たんぱくぶんかいぶつ)」です。このグロビン蛋白分解物のなかには、アミノ酸が4つつながったペプチド(VVYP:バリン2つ、チロシン1つ、プロリン1つ)が含まれます。このペプチドが食後の血清中性脂肪の上昇を抑制する作用を持つと考えられています。

グロビン蛋白分解物の作用メカニズム

グロビン蛋白分解物はどういう働きをするの?

ふとし君

「食事の脂肪を」「吸収を抑えて」「血中の脂肪を」「分解します」

VVYP

私たちが食事をすると、栄養素は消化した後に吸収されます。脂肪はリパーゼという消化酵素で分解されるのですが、グロビン蛋白分解物は膵臓が出すリパーゼの働きを阻害し、腸から脂肪が吸収されるのを抑制します。また、血中の中性脂肪を分解する作用のある酵素(リポ蛋白リパーゼ)の働きを促進して、脂肪を分解するという作用もあります。つまり、食事に含まれる脂肪の吸収を抑えるとともに、吸収された脂肪を分解することで、食後の血中中性脂肪の上昇を抑えます。

グロビン蛋白分解物がダイエットに良い理由

グロビン蛋白分解物で中性脂肪?…って、ダイエットには?

ふとし君

「中性脂肪が」「低い方が」「体脂肪になりにくく」「太りにくいよ」

VVYP

血中に中性脂肪が増えると、身体中の細胞が取り込んでエネルギー源として利用します。けれど、使いきれない分はやがて体脂肪に変換されて体に蓄積されていき、太る原因となります。グロビン蛋白分解物によって血中の中性脂肪の上昇が抑えられれば、細胞が使い切りやすくなり、体脂肪になりにくく、太りにくいということになります。

グロビン蛋白分解物のダイエット効果

グロビン蛋白分解物でどのくらい中性脂肪が減るの?

ふとし君

「脂っぽい食事と」「一緒に摂った研究で」「上昇が少し」「抑えられたよ」

VVYP

血中中性脂肪の値(空腹時)が正常(149mg/dL以下)の成人6名を対象に、脂肪40gを含む食事(市販コーンポタージュスープにバターとラードを添加)とともに、グロビン蛋白分解物(VVYP) 3mg を配合した清涼飲料水を摂取させた研究があります(香川恭一ほか:日栄食誌1999:52;71-77)。
食後2時間で血液検査をしたところ、グロビン蛋白分解物を摂取した人では血中中性脂肪が0.43±0.10g/L上昇しましたが、そうでない人では0.69±0.16 g/L上昇しました。

つまり、グロビン蛋白分解物を摂ると血中中性脂肪の上昇が抑えられました。この変化は統計学的に有意(=偶然起きた差ではない)でした。

グロビン蛋白分解物はどのような人におすすめ?

グロビン蛋白分解物はどんな人が摂るといいの?

ふとし君

「ダイエットしたい」「けど」「脂っこい食事が」「好きな人」

VVYP

ダイエットをしたいけど、脂っこい食べ物が諦められない健康な人におすすめです。いわゆるサプリメントの形でも売られていますが、ドリンクやゼリーに配合した商品もあります。ドリンクやゼリーであれば、少し試してみて味が気に入ったら、続けやすいのではないでしょうか。

グロビン蛋白分解物の摂り方は?

グロビン蛋白分解物はどのように摂ればいいの?

ふとし君

「脂っぽい食事と」「一緒に」「適正量を」「摂ってね」

VVYP

脂肪の多い食事を摂るときに一緒に摂るといいでしょう。一度にたくさん摂取したからといって効果が高まるわけではありませんし、おなかがゆるくなる人もいます。ですので、製品に記載されている目安量の範囲で摂ることがおすすめです。

食品や飲料、サプリメントとして摂取する場合のグロビン蛋白分解物による健康被害は報告されていませんが、高脂血症(脂質異常症)の予防や治療薬ではないので、過剰な期待は禁物ですよ。