コーヒー豆マンノオリゴ糖とは
コーヒー豆マンノオリゴ糖って、そもそも何?
コーヒー豆のカスからとれる難消化性オリゴ糖の一種よ。
コーヒー豆マンノオリゴ糖は、コーヒーを抽出したあとの豆から精製された成分で、胃や小腸で消化されずに大腸まで届く「難消化性オリゴ糖」の一種です。この成分はコーヒー豆のカスから作られるので、一般的に飲まれているコーヒーにはほとんど含まれていません。
コーヒー豆マンノオリゴ糖の作用
コーヒー豆マンノオリゴ糖はどうしてダイエットにいいの?
脂肪の吸収をブロックして、内臓脂肪を減らしちゃうの!
コーヒー豆マンノオリゴ糖には、小腸での脂肪の吸収を抑えて余分な脂肪を排出する作用があることが確認されています。また、大腸で腸内細菌のエサとなり、その副産物として作られた短鎖脂肪酸が肝臓での脂肪合成を抑制します。これらの作用で体脂肪が減少すると考えられます。実際に、コーヒー豆マンノオリゴ糖を多く含む飲料を継続して摂ることで、食後の血中中性脂肪の上昇が抑制され、内臓脂肪が減少することが報告されています。
さらに、腸内細菌のエサとなるため、腸内で善玉菌を増やすことによる便通の改善も期待できます。
コーヒー豆マンノオリゴ糖はどのような人におすすめ?
コーヒー豆マンノオリゴ糖はどんな人にいいの?
脂っぽいものが好きなぽっちゃりさんにオススメよ!
おなか周りの脂肪が気になる方や、脂っぽいものが好きな方に特におすすめです。また、コーヒー豆マンノオリゴ糖には整腸作用もあるため、おなかの調子が気になる方にも良いでしょう。特にコーヒー好きの方であれば、普段飲んでいるコーヒーをコーヒー豆マンノオリゴ糖配合のものに置き換えるだけでいいので、比較的簡単に続けられそうですよね。
コーヒー豆マンノオリゴ糖の効果
コーヒー豆マンノオリゴ糖のダイエット効果ってどのくらいあるの?
おなか周りの脂肪が全体的に減ったという研究があるわ。
少しぽっちゃり体型(BMIは25~30)の日本人がコーヒー豆マンノオリゴ糖を多く含む飲料を12週間継続して飲んだところ、皮下脂肪面積が10.6cm2、内臓脂肪面積が7.9 cm2減少したという研究があります(浅野一郎:医学と薬学,55,93-103,2006)。
内臓脂肪の増加は生活習慣病などのリスクを上げると言われており、内臓脂肪面積が100 cm2以上(腹囲では男性85㎝、女性90㎝に相当)の場合はメタボリックシンドロームと診断される可能性がありますので、注意しましょう。
コーヒー豆マンノオリゴ糖の摂り方
コーヒー豆マンノオリゴ糖はどのように摂ればいいの?
脂っぽいものを食べるときに一緒に飲んでほしいの。
コーヒー豆マンノオリゴ糖は食事中の脂肪の吸収を抑制するため、食事と一緒に摂ることが推奨されています。食事といっても、サラダや鶏むね肉など、脂質があまり含まれないものを食べるときに飲んでも効果が得られにくいので、天ぷらや唐揚げなど、1日の中でも特に脂っぽいものを食べるときに飲むのが良いでしょう。
コーヒー豆マンノオリゴ糖の使用上の注意点
コーヒー豆マンノオリゴ糖を摂るときに注意すべきことはある?
一度にたくさん摂らないで、長く飲み続けてほしいわ!
ダイエット効果を高めようとして、1日の目安量よりもたくさん摂ることはやめましょう。過剰に摂取すると下痢が起こることが報告されています。また、コーヒーとして摂取する場合はカフェインの摂りすぎで頭痛などが起こることもあるため、パッケージに記載されている量の範囲で、継続して摂取することをおすすめします。