ケルセチン配糖体とは
ケルセチン配糖体ってどういう成分なの?
ぶっちゃけポリフェノールの一種なんすよ。体内に吸収しやすくなっててヤバいっす!
ケルセチンはポリフェノール(フラボノイド類)の一種です。ケルセチン配糖体はケルセチンに糖を組み合わせ、より体内に吸収されやすくした成分です。ケルセチンはタマネギやブロッコリー、リンゴなどに多く含まれています。同じポリフェノールの仲間には、緑茶などに含まれる茶カテキンや、ブルーベリーや赤ワインに含まれるアントシアニンがあります。
ケルセチン配糖体の作用
ケルセチン配糖体にはどういう作用があるの?
ワッショイしているときに体脂肪の分解をヘルプしちゃうんすよね~
ケルセチン配糖体は「ホルモン感受性リパーゼ」という脂肪分解酵素に作用し、体脂肪の分解を助けることが確認されています。ホルモン感受性リパーゼはアドレナリンというホルモンが出ているときに活発に脂肪を分解します。アドレナリンは興奮したときに主に多く生産されるホルモンで、心拍数や血圧が上がり、瞳孔が開き、活動性が増します。空腹時は食べ物を探すために活動的にならなければならないので、アドレナリンが多く生産されます。
ケルセチン配糖体のダイエット効果
ケルセチン配糖体にはどのくらいのダイエット効果があるの?
とりま、内臓脂肪がちょい減るってハナシ。
ケルセチン配糖体を含む製品を継続して摂取する集団と、同じ味のケルセチン配糖体を含まない製品を摂取する集団とを比べた試験があります。ケルセチン配糖体を配合した製品を摂取した人達は、摂取前に比べ腹部の内臓脂肪面積が約2カ月で2.5cm2減少したことが確認されました。一方、ケルセチン配糖体を含まない製品を摂取した集団では、体脂肪は同じ期間で約3 cm2増加しました(立石法史ほか:化学と生物 2018, 56(6); 408-413)。
ちなみに内臓脂肪面積が100 cm2以上あると、メタボリックシンドロームと診断される可能性があります。
ケルセチン配糖体はどんな人におすすめ?
ケルセチン配糖体はどんな人が摂るといいの?
そりゃ、内臓脂肪がヤバめのパリピたちっしょ!うぇーい
ケルセチン配糖体は内臓脂肪が多めの方にオススメです。体脂肪には皮下脂肪(皮膚のすぐ下につく脂肪)と内臓脂肪(胃や腸の周りなど身体の体幹につく脂肪)の2種類があり、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて糖尿病などのリスクを上げやすい脂肪と言われています。ケルセチン配糖体はこの両方を減らしてくれます。皮下脂肪が多いかどうかはつまめばわかりますし、内臓脂肪は腹囲(おへそ周りのウエスト周囲径)を測ることで確認できます。男性で85cm、女性で90cmを超えている、もしくはこの値に近い方は要注意です。
ケルセチン配糖体はどのように摂ればいいの?
ケルセチン配糖体はどのように摂ればいいの?
ハラヘリのときにグイっといっちゃって~!
ケルセチン配糖体は、ホルモン感受性リパーゼが活発になるタイミングで摂るのが効果的といえます。アドレナリンが出るのは空腹時が多いので、消化・吸収の時間を考えると空腹になる少し前のタイミングでケルセチン配糖体を含んでいるものを摂取するのがオススメです。たとえば昼食を食べて、夕飯までの間に飲むのがよいのではないでしょうか?
ケルセチン配糖体の使用上の注意点
ケルセチン配糖体を摂るときの注意点は?
一度に飲み過ぎないで、ずっと一緒にワッショイしようよ!
ケルセチン配糖体はある程度の量を摂取することでその効果が現れます。その量は1日110mgで、これより少ないと効果が薄いことがわかっています。しかし、たくさん摂取すれば良いということではないので、製品パッケージに記載されている量よりも多く飲むことは止めましょう。一度に多く摂るのではなく、長く継続して適切な量を飲み続けることの方が重要です。
ダイエットとしての効果をもっと実感したいなら、体脂肪を分解した後にエネルギーとして消費することが重要です。散歩やジョギング、好きなスポーツなどの運動と組み合わせて健康的に体脂肪を減らしましょう。