成長期じゃないし、そんなに気にしなくていいよね?
そんなことないぞ!次の問題で確認じゃ!
校長先生
キャベツを小松菜に置き換えると…(問題⑪-4:問題)
ふとし君は、ある日の夜ごはんの付け合わせに千切りキャベツを食べました。
この千切りキャベツを小松菜のおひたしに置き換えると、カルシウムの摂取量をどれくらい増やせるでしょうか。
※ヒント:
1食分のカルシウム含有量
キャベツ(生)70g…………29.4mg
小松菜(ゆで)100g………150mg
カルシウムはこれだけ増える(問題⑪-4:答え)
カルシウムの摂取量を120.6mg増やせる
計算例
150(mg)-29.4(mg)=120.6(mg)
カルシウムの吸収を高めるビタミンDもご一緒に(問題⑪-4:解説)
カルシウムは、骨や歯を作るのに欠かせないミネラルです。成長期に必要なのはもちろん、大人になってからもしっかりと摂取することが大切です。年をとっても元気で生活するために、若いうちから十分に摂っておきたい栄養素です(骨粗しょう症や骨折の予防になる)。
成人男性の場合は1日に750~800mg、成人女性では650 mgのカルシウム摂取が推奨されています(「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)。カルシウムが多い食品と、それぞれの100gあたりのカルシウム含有量をいくつか紹介します。
- <カルシウムの多い食品(100g当たり)>
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- にぼし………………………………2200mg
- ししゃも……………………………360mg
- プロセスチーズ……………………630mg
- ヨーグルト…………………………120mg
- 牛乳…………………………………110mg
- ひじき(油炒め)…………………110mg
- 木綿豆腐……………………………93mg
このように様々な食品に含まれるカルシウムですが、特に乳製品のカルシウムは体内に吸収されやすいのでおすすめです。さらにカルシウムの吸収効率を高めるには、ビタミンDも一緒に摂るようにしましょう。ビタミンDは、魚やきのこに豊富に含まれるほか、日光を浴びれば体内で生成されます。
よーし、牛乳を飲んで日光浴だ~!
日光を浴びながら運動すると、骨のためにもダイエットにもよいぞ!
校長先生