雨の日はじめじめとしてなんだか気分が憂鬱になりがち…。

「具合いが悪いわけじゃないけど足がパンパンになってる」
「雨の日はなんだか足が重い気がする…」

など雨の日に足のむくみを感じている方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

じつはこのむくみの原因は気圧・湿度などの影響によるものなんです。
今回は天候の変化で起こるむくみについて解説していきます。

気圧の変化でむくみが起こるのはなぜ?

むくみが起こる理由にはいくつか理由があります。
それでは詳しく説明していきます。

低気圧のせい

天気が悪いとき、気圧は一般的に低気圧になりますが、この低気圧によって自律神経のバランスが崩れ、体が緊張状態になります。

この体の緊張が続くと血行不良やこわばりなどが起こり、むくみの一因となっているんです。

また、気圧の急激な変化や寒暖差は、体だけでなく精神的にもストレスとなり、自律神経のバランスが崩れてしまうことも…。そうなると不眠を始め様々な体調不良の原因になってしまいます。

湿度が高いせい

むくみは、体内に水分が溜まることで起こります。

湿度が高い状態が続くと、体温調節のためにかいた汗がうまく発汗できなくなり、余分な水分を体内にためこんでしまうためむくみやすくなってしまいます。

湿度の問題だけならばエアコンの除湿設定で湿度を下げる方法もありますが、除湿は体が冷えるから苦手だという方も多いですよね。そして体の冷えもむくみの原因になるためあまり良い策とも言えません。

むくみを解決するには、適度な水分摂取と、しっかり汗をかく運動習慣を身につける必要があるでしょう。ただ、忙しい人にとって浮腫み対策のためにジムやサウナに通ったり運動習慣をつけたりするのはハードルが高いかもしれません。

運動はできるだけした方がいいですが、習慣化するのは難しいという人のために、毎日の習慣に少しプラスするだけのむくみケアを紹介します!

むくみ解消法①食事から改善

ここからは、むくみ対策におすすめの食材とレシピを紹介していきます。

むくみ改善におすすめの食材

むくみ解消のために積極的に摂りたい食材を紹介していきます。

<きゅうり>

きゅうりはむくみ改善に効果があるカリウムが豊富に​含ま​れて​います​。
カリウムには利尿作用があり、体内のナトリウム(塩分)の排出を助ける作用があり、水分や老廃物を尿として排出してくれるので、むくみの解消につながります。
さらに、きゅうりは食物繊維も含んでいるため、腸内環境を整えてくれる働きもあります。

<長芋>

長芋も同じく、カリウムが豊富に含まれています。他にも長芋には、食物繊維やビタミンB群も豊富に含まれているので、消化や代謝を促し、むくみの予防にも期待が持てるのです!

<アボカド>

アボカドにもカリウムが豊富に含まれています。また、体内の塩分を排出する働きや抗酸化作用があるビタミンE、腸内環境を整えてくれる食物繊維が含まれてるため、むくみ以外の健康効果も期待できます。

<ほうれん草>

ほうれん草にもカリウムが豊富に含まれています。腸内環境を整えてくれる食物繊維、赤血球の材料となり、冷えや血流を​改善する葉酸・鉄分が豊富に含まれているため、冷えや血流を改善し、むくみを予防します。

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むくみ改善におすすめレシピ

<きゅうりの浅漬けラペ>

【材料:2人前】

  • きゅうり 2本
  • 浅漬けの素 適量(100ml)

【調理手順】

  1. きゅうりを4~5センチの長さで千切りにする
  2. 保存袋に千切りにしたきゅうりと浅漬けの素を入れて冷蔵庫に約5分入れる
  3. 汁気を切ってお皿に盛れば出来上がり

★アレンジ:ボイルした海老を入れるとタンパク質やビタミンEも一緒に摂取できるのでおすすめです。

<長芋とじゃこのコンソメ万能ソース>

【材料:2人前】

  • 長芋 200g
  • ちりめんじゃこ 適量
  • 顆粒コンソメ又は和風だし 小さじ1.5以上でお好みで

【調理手順】

  1. ポリ袋に長芋を入れ、ラップの芯などで砕きながらペースト状にする
  2. 【1】のポリ袋に、ちりめんじゃこ、顆粒コンソメか和風だしを加えて混ぜ込む
  3. 30分ほど置いておくだけで出来上がり!

★アレンジ:ごはんにそのままかけるだけでも美味しいですが、うどんやお湯を注いでスープにするのもおすすめです!

ダイエット中なら、ホワイトソースの代わりにグラタンにしてもヘルシーで美味しく食べられますよ!コンソメやだしで味がついているので、他の調味料は必要なく、簡単でやさしい味わいです。

むくみ解消法②入浴

むくみは、体内に水分が溜まっているだけでなく、毛細血管の循環が悪くなることも原因の一つ。そのため、冷えを感じない季節であっても湯船で体を温めて、血流を良くしてあげましょう。

おすすめの入浴法

37℃~39℃程度のお湯にゆっくりと浸かり、副交感神経をリラックスさせて血液の循環を良くさせる方法です。
全身浴が難しい場合は、半身浴や足浴だけでも大丈夫です。

シャワーの場合

どうしてもシャワーだけで済ませたい場合は以下の方法でやってみてください。

  1. つま先から足の甲にかけて熱めのお湯を浴びせる
  2. 十分に温まったと思ったら、今度は20℃前後の冷水を浴びせる
  3. 【1~2】を4~5回ほど繰り返す

上記の方法はシャワーだけですが、血行が良くなり、足のだるさが取れてスッキリするはずですよ!

むくみ解消法③マッサージ

マッサージするのであれば以下のパーツを重点的に行いましょう。

ふくらはぎ

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液を押し流すために大切な役割を担っているため、ぜひ積極的にマッサージを行ってみてくださいね!

  1. 両手でふくらはぎを掴み、老廃物を絞り出すイメージで下から上に5回さする
  2. 人差し指と中指の第二関節でアキレス腱の付け根を挟み込み、足首からふくらはぎの真ん中あたりまで押し流す動作を5回繰り返す
  3. 最後に膝の裏を4本の指で掴んで、数回押す
  4. 足を入れ替えて同様に行う

また即効でむくみ解消するツボやストレッチの方法を以下の記事で紹介しています。
参考にしてみてください。

【足のむくみ】即効で解消する方法!むくみの原因や予防のための食事&生活習慣も

鎖骨

顔のむくみケアもご紹介します。

  1. 鎖骨のくぼみに親指以外の4本の指を添え外側から中心に5回さする
  2. 同じ4本の指を口角に当て鼻→目の下→こめかみ→耳下をとおり、鎖骨に戻るように滑らせるマッサージを5回行う
  3. 【1~2】を5回繰り返す
  4. 最後に人差し指と中指、薬指を眉間から耳の下をとおして、鎖骨まで滑らせるマッサージを5回繰り返す

これで顔の浮腫みがスッキリするはずですよ!

低気圧でもむくみに負けない!

気圧や気候の急激な変化によって体調を崩しやすくなります。中でも、むくみは多くの女性が不快に感じる症状の一つですよね。

しかし、毎日の食事や入浴、就寝までの間に簡単なむくみケアをプラスするだけで、昨日よりも少しだけ足取りが軽くなるかもしれません。

ぜひ、今からマッサージや食事でむくみづらい体づくりをして、むくみとサヨナラしましょう!