酢酸とはどういったものなのか?

酢酸って、そもそも何?

ふとし君

お酢に含まれる成分ですよ!

酢酸

酢酸は主にお酢のなかに含まれる成分で、短鎖脂肪酸の仲間になります。脂肪酸とは、炭素が鎖のように繋がった構造をしている油脂類で、そのうち炭素の数が6個以下のものが短鎖脂肪酸です。お酢を「すっぱい」と感じるのはこの成分がはいっているためです。酸性度が高いので、タンパク質を変性させる性質を持っています。しめ鯖やお漬物など、お料理にお酢を使うときによくこの性質を利用してやわらかく食べやすくしたり、保存性を高めたりしています。

酢酸はどういった作用があるの?

酢酸にはどういう作用があるの?

ふとし君

血中中性脂肪や内臓脂肪を低減しますよ!

酢酸

酢酸には血中中性脂肪や内臓脂肪を低減する作用があることがわかっています。酢酸は空腹時にはエネルギーとしてそのまま利用される物質です。しかし、食事を十分食べている時に酢酸を摂取すると脂肪の合成を抑制するのです。それに伴って体重やBMIも低減するという実験結果もあります(山下広美:酢酸の生理機能性. 日本栄養・食糧学会誌 2014: 67(4) ;171‒176)。

酢酸はどのくらいのダイエット効果があるの?

酢酸を摂るとどのくらいのダイエット効果があるの?

ふとし君

血中中性脂肪を18.2%、体重を1.6%低下させたという報告があります!

酢酸

肥満気味(BMIが25〜30)で血中中性脂肪が少し高め(平均155.5mg/dL)の成人男女を対象にした研究があります。研究参加者を2つの群にわけ、片方には酢酸750mg(酸度5%のお酢にすると大さじ1杯程度)を含む飲料を、もう片方には酢酸を含まない比較用の飲料を1日1本(500ml)、朝晩2回に分けて12週間毎日続けて摂取してもらいました。すると、酢酸を含む飲料を摂った多くの方で内臓脂肪、体重、腹囲、BMI、血中中性脂肪が減少しました。12週間摂取後の平均減少率は、内臓脂肪は4.9%、体重は1.6%、腹囲は1.5%、BMIは1.5%、血中中性脂肪は18.2%でした。ただし、この効果は酢酸を摂るのをやめると見られなくなりました(Tomoo KONDO, et al:Vinegar Intake Reduces Body Weight, Body Fat Mass, and Serum Triglyceride Levels in Obese Japanese Subjects. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 2009: 73 (8) ;1837-1843)。

酢酸はダイエットにどんな人におすすめ?

酢酸はどんな人が摂るといいの?

ふとし君

脂っこい食べ物が好きな方にオススメですよ!

酢酸

酢酸は内臓脂肪を低減させ、それに伴い体重減少の効果が期待できるので、ぽっちゃり体型の方におすすめです。また、血中の中性脂肪を低減する効果もあるので、脂っこい食べ物が好きな方にもオススメです。

酢酸はどのように摂ればいいの?

酢酸はどのように摂ればいいの?

ふとし君

すっぱいから飲みやすく薄めてくださいね!

酢酸

酢酸は主にお酢に含まれる成分です。市販のフルーツ酢などで摂取する場合は1日酸度5%のお酢15mL程度を目安に、飲みやすい濃度に希釈して摂取すると効果的です。そのまま飲む以外にも、お料理に取り入れてみるのも飽きずに続けられそうです。マリネや酢の物、甘酢あんかけなど肉にも野菜にも合うので、ぜひお料理のバリエーションを広げる意味でも試してみてはいかがですか?

酢酸の使用上の注意は?

酢酸を摂るときの注意点はある?

ふとし君

飲み過ぎは控えてくださいね

酢酸

酢酸は一度に多く摂るのではなく、長く継続して適切な量を飲み続けることの方が重要です。酸度はお酢の種類によって違うのでパッケージを確認しましょう。飲み過ぎたり、空腹時に飲んだりするとお腹が痛くなることもあるので注意しましょう。飲むのをやめると効果はなくなるので、生活の中にうまく取り入れられるといいですね。