「痩せるお茶ってあるの?」
「ダイエット中はどのお茶を飲んだらいいの?」
そんなお茶に関する疑問に対し、回答していきます。今回は、ダイエットにいいものを中心にお茶の種類や成分、効果、飲むタイミングなど紹介しているので、ぜひ参考にして、ダイエットに役立ててください!
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ダイエットに効果的な飲み方
予め説明しておきますが、お茶を飲むだけで痩せることはできません。バランスの取れた食事と適度な運動などを行ったうえでお茶を飲めば、ダイエットをサポートしてくれます。そのため、ダイエットを効率よく行いたい方はぜひ、取り入れてみてください。
では、ダイエットに効果的な飲み方を説明していきます。
ホットで飲む
お茶はホットで飲むのがおすすめです。温かいお茶は代謝を上げる効果があり、ダイエットに効果的です。熱いのが苦手な方は常温でもOKです。
こまめに飲む
お茶は一度にたくさん飲んでしまうと、トイレが近くなったり、むくみの原因になってしまいます。そのため、こまめに飲むようにしましょう。また、お茶によっては1日の摂取量の制限があるものもあるので成分表を必ずチェックしましょう。
カフェインは適度に
カフェイン一日あたりの摂取量の目安は、以下の通りです。
- 健康な成人で400mg以下
- 妊婦や授乳中の女性で200~300mg以下
緑茶(煎茶)であれば、一日5杯(1Lほど)飲んでも問題ありませんが、カフェインには覚醒作用があるため、カフェインを含むお茶は夜飲むのは控えましょう。カフェインの影響で夜眠れなくなり、睡眠の質が低下し、結果、太りやすい体質になってしまいます。
では、上記を踏まえたうえで、ダイエット・健康にいいお茶を紹介していきます。
ダイエットにおすすめのお茶①緑茶
緑茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(カテキン、カフェイン、テアニンなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(代謝促進、脂肪分解酵素の働きを促すなど)
- 美肌効果(しわ、しみ、たるみ予防、新陳代謝の促進)
- 抗菌作用
- むくみ改善
- 便秘改善
- リラックス効果
1日の摂取量の目安
5杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
緑茶に含まれるカテキンには脂肪燃焼効果もあるので、運動の1~2時間前に飲むことがおすすめです。また食前に飲むことで食後血糖値の上昇を抑える効果もあるので、食事前に飲むのもいいでしょう。
注意点
カフェインが含まれているので、妊婦の方や授乳中の方は控えまめにしましょう。また空腹時に大量に飲むと、各消化器官を刺激して下痢や腹痛の原因になる可能性があるので、注意が必要です。
また緑茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害する働きがあるので、貧血気味の方などは飲みすぎに注意してください。
ダイエットにおすすめのお茶②烏龍茶
烏龍茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(烏龍茶ポリフェノール、カテキン、カフェインなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(脂質の吸収を抑制する、血中のコレステロール下げるなど)
- 美肌効果
- リラックス効果
- むくみ対策
- 虫歯予防
1日の摂取量の目安
3~4杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
烏龍茶には食事中の油の吸収を抑えることができるので、食事中に飲むのがおすすめです。
注意点
烏龍茶にはカフェインが含まれているので、妊婦の方や授乳中の方は控えまめにしましょう。また空腹時に大量に飲むと、各消化器官を刺激して下痢や腹痛の原因になる可能性があるので、注意が必要です。
ダイエットにおすすめのお茶③プーアル茶
プーアル茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(リパーゼ酵素、カテキン、没食子酸など)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(脂肪の吸収を防ぐ、血中のコレステロール下げる、血糖値の上昇を緩やかにするなど)
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 便秘解消
- 胃腸の働きを良くする
1日の摂取量の目安
2~3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
プーアル茶は食中・食後に飲むのがおすすめです。脂っこいものを食べたときや、甘いものを食べたときなどに一緒に飲んでみてもいいでしょう。
注意点
胃腸が弱い方は空腹時に飲むと刺激が強いため、空腹時に飲むのはお控えください。また飲みすぎも胃に負担がかかるので、注意が必要です。
カフェインを含むので、妊婦の方や授乳中の方は控えめにしましょう。
ダイエットにおすすめのお茶④マテ茶
マテ茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(ミネラル、フラボノイド、マテイン、ビタミンなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(脂肪を分解して消化を助ける、コレステロール値を下げるなど)
- 美肌効果(しわ、しみ、くすみ予防)
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 疲労回復
- むくみ改善
1日の摂取量の目安
2~3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
いつ飲んでもOKです。食欲を抑える効果もあるので、間食を抑えたいときなど飲んでもいいでしょう。
また、マテ茶は「飲むサラダ」といわれており、フラボノイドを多く含むため、緑黄色野菜が不足している方におすすめです。
注意点
マテ茶にはカフェインが含まれているので、妊婦の方や授乳中の方は控えめにしましょう。
ダイエットにおすすめのお茶⑤ごぼう茶
ごぼう茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(イヌリン、サポニン、ポリフェノールなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(血糖値上昇を緩やかにする、脂肪やコレステロールの分解、吸収を抑えるなど)
- 便秘解消
- 血流を良くする
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
1日の摂取量の目安
2~3杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
ごぼう茶は食中・食後に飲むのがおすすめです。脂っこいものを食べたときや、甘いものを食べたときなどに一緒に飲んでみてもいいでしょう。
補足
ごぼう茶に含まれるイヌリンは食後の血糖値上昇を抑える働きがあるので、食事中、食後に飲むのがおすすめです。
また、ごぼう茶はカフェインゼロなので、夜に飲んでも問題ありません。
注意点
ごぼうはキク科の植物のため、キク科のアレルギーがある方は注意が必要です。
また、ごぼうに含まれるアルギニンは女性ホルモンの分泌を促すとされているため、女性ホルモンと関わりのある病気を持つ方も注意が必要です。
ダイエットにおすすめのお茶⑥杜仲茶(とうちゅうちゃ)
杜仲茶には健康にいい影響を与える成分(ゲニポシド酸、フラボノイド、ミネラルなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(基礎代謝を上げる、コレステロールの吸収を抑える)
- むくみ改善
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 高血圧予防
- 便秘改善
1日の摂取量の目安
茶葉の分量で6g程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
空腹時のほうが成分の吸収率が高いため、食前30分前など空腹時に飲むのがおすすめです。
注意点
カリウムを多く含む健康茶なので、腎機能が低下している方やカリウム製材、利尿薬を飲んでいる方は注意が必要です。
ダイエットにおすすめのお茶⑦黒豆茶
黒豆茶には健康にいい影響を与える成分(大豆サポニン、イソフラボン、アントシアニンなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(血糖値上昇を緩やかにする、脂質の代謝を促すなど)
- むくみ改善
- 肝機能改善
- 血流を良くする
1日の摂取量の目安
3~4杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
黒豆に含まれるアントシアニンは血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるので、食前や食事中に飲むのがおすすめです。
注意点
大豆アレルギーの方は煮出した豆を食べなければ問題ないといわれていますが、避けたほうがいいかもしれません。予めかかりつけ医に相談することをおすすめします。
ダイエットにおすすめのお茶⑧ジャスミン茶
ジャスミン茶にはダイエット・健康にいい影響を与える成分(カテキン、ミネラル、ビタミンCなど)が含まれており、以下のような効果・効能があります。
効果・効能
- ダイエット効果(脂肪の吸収を抑える、脂肪燃焼効果など)
- リラックス効果
- 消化促進
- 美肌効果
- 二日酔い対策
1日の摂取量の目安
3~4杯程度
※個人差があるので、体調に合わせて調整してください。
おすすめの飲むタイミング
ジャスミン茶は胃腸に働きかけ、消化を助ける働きがあるため食事中や食後に飲むのがおすすめです。
注意点
カフェインが含まれているので、妊婦の方や授乳中の方は控えめにしましょう。また空腹時に大量に飲むと、各消化器官を刺激して下痢や腹痛の原因になる可能性があるので、注意が必要です。
またジャスミン茶に含まれるタンニンは鉄の吸収を阻害する働きがあるので、貧血気味の方などは飲みすぎに注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダイエットをサポートするお茶はたくさんの種類があるので、自分が必要な効果に合わせて、選択してみてください。
また、お茶だけで痩せることはできないので、バランスのいい食事と適度な運動も心がけていきましょう。