テレワークだから、自然と運動量減っちゃうんだよね~

ふとし君

わかるわ~ でも、運動量が減ったままの人がいれば、一念発起してランニングを始めるような人もいるのよね。 その違いって何なのか、知ってる?

ダイエット小学校
教頭先生

メッチャ・ポッチャ教頭の論破タイム

本当に、テレワークって楽チンよね!
通勤がないからゆっくり寝ていられるし、仕事さえしていれば時間はけっこう自由に使えるし。通勤していた頃は洗濯物が溜まっていたけど、テレワークになってからは昼間に洗濯物が干せるから、助かってる!(私だけ?)

…でも、家にずっといると運動量が減るわよね。通勤という強制運動がなくなったので、どんどん筋肉が落ちて、脂肪が増えている気がするわ。。と思いつつ、何もしない人は多そうね。

でも、なかには本当に「運動量が減ったから朝ランニングするようにした」「室内で筋トレを頑張ってる」「ジムに通い始めた」なんて人もいるのよ。その違いって何なのかしら?

運動量が減った分、新たに運動ができる人は、人間が陥りやすい罠をうまく回避した考え方をしているのかもしれないわ。

人間には「得よりも損の方を回避する」「現状維持を好む」「目先の得の方が大きく見える」という性質があるの。行動経済学でいうところの損失回避、現状維持バイアス、現在バイアスってやつね。これらの詳しい説明は省くけど、とりあえず人間は「何か新しいことをして損をする、もしくは目先の得が得られないようなことを必要以上に嫌がって、今のままでいたがる」というクセがあるということだけ、覚えてね。

このクセがあるから、運動量が減って良くないと思っていても何も始められないのよ。逆に、行動できる人は、これらの性質を意思の力で乗り越えている人ってことね。

じゃあ、そんなに強靭な意思を持たない普通の人はどうすればいいかしら?

このクセを自覚して、それを逆手に取る工夫をするのが一つの方法かも。つまり、「何もしない」という選択肢を選ぶと損になってしまうようなルールを設定するの。例えば、運動することがより得になるようなルール(運動をしたら好きな趣味ができる)とか、運動しないと損をするようなルール(罰金、おやつ抜き、好きなもの封印)とかが考えられるわ。

ルール設定がうまくできなかったとしても、「自分はいま、得よりも損の方を回避する、現状維持を好む、目先の得の方が大きく見えるクセに囚われているんだ」と、少し冷静になって捉えられるようになれば、行動も少し変わってくるんじゃないかしら?

私の場合は、洗濯物を昼間に干せるという利得で動くことはできるので、それに合わせてちょっとした運動も一緒にするようにしているの。あとは、なるべく食べ物を家に置かないようにして、毎日買い物に行かないといけないようにしたり、すっぴんを見られないようにエレベーターを使わず階段を使うようにしたり、ちょっと遠いところにある趣味の店に行きたければ歩いて行くというルールを設定したりしてるわ。

あなたも「これなら自動的に運動量が増やせる」という工夫を考えてみて。無理して朝ジョギングにチャレンジするよりも、始めやすくて続くんじゃないかしら。あなたならではの工夫がきっと見つかるはずよ!

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