1. 1 体にだいぶ、
    肪がついた。
  2. 2 あなたは体
    肪率が高すぎる。
  3. 3
    あぶら
    がのっていておいしい肉だ。
  4. 4
    質の取り過ぎは体に悪い。
  5. 5 太るから肉の
    あぶら
    身は残そう。

ん~、ジューシーなお肉ってどうしてこんなにおいしいの~。

ふとし君

野生の本能に翻弄されておるな。

ダイエット小学校
校長先生

答え

解説

ふとし君も大好きなお肉の「脂身」はダイエットの強敵です。

この「脂」という漢字を構成する「旨」は、「器の中の肉をナイフで切り取る形」を表しており、「旨いもの」を意味します。旨い肉といえば脂がのった肉なので、「脂」を「あぶら」の意味で使うようになりました。

脂がのったお肉をおいしいと感じるのは、今も昔も変わらないのですね。

では、どうして脂がのっていると「旨い」と感じるのでしょうか?
その理由は動物としての本能にあります。

私たちが摂取するエネルギー源は、大きく「糖質」「タンパク質」「脂質」の3つに分けられます。
炭水化物とタンパク質の1gあたりのカロリーが約4kcalであるのに対し、脂質は約9kcalと、2倍以上も効率のいいエネルギー源なのです。

さらに、糖質は体内に蓄積されるときに水と結合して重くなるのに対し、脂質は水と結合しないため、「軽いのにたくさん貯めておける」というメリットもあります。そのため、余計な糖質も脂質に変換されて蓄積されます。

実際、一般的な成人がエネルギーとして蓄えておける糖質は24時間分ほどしかありませんが、脂質は数か月間食べなくても大丈夫なくらい蓄積されています。

このように、脂質は効率のよいエネルギー源であり、蓄えておくのにも便利なため、いつ食物にありつけるか分からない動物にとっては見逃せない貴重な資源となります。だから脳が「旨い」と感じ、ついつい脂質を多く含むものを食べたくなってしまうのです。

しかし現代の人間は、野生動物のように飢えにさらされることはほぼありません。
脳が欲するまま脂質をとり続けたら、あっという間に太ってしまいます。

お肉を食べるときは、なるべく脂肪の少ない部位を選んで食べるようにしましょう!
サシの少ない赤身のお肉も、肉そのものの味わいがありますよ(ランプやイチボなどの人気の希少部位も赤身のお肉です)。