-
1
体にだいぶ、脂
ぼうがついた。
-
2
あなたは体脂
ぼう率が高すぎる。
-
3
内臓脂
ぼうがつきすぎた大きなお腹。
-
4
運動で体脂
ぼうを燃焼しよう。
-
5
脂
ぼうの取りすぎは体に悪い。
僕のお腹のコレも、アレなのかなぁ。

確実にソレじゃな。

校長先生
答え
肪
解説
「脂肪」の「肪」という漢字には、恐ろしい語源があることをご存じですか?
「肪」を構成する「方」は、まじないとして国境の木に吊るされた死体の形を表しています。
また、「方」には「一か所に集まる」という意味もあります。この「一か所に集まる」という意味に通じるのが、脂肪のなかでも常温で固まる性質をもつ飽和脂肪酸です。
常温で固まっている油として、バターやラード、肉の脂身がありますが、これらも飽和脂肪酸です。
飽和脂肪酸は効率的なエネルギー源であり、人間にとって大切な栄養素なので、食べると美味しく感じます。しかし、これらの脂肪は、摂りすぎると体脂肪として蓄えられて肥満をまねくだけでなく、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。
一方、常温で液体の油もあります。その多くは不飽和脂肪酸と呼ばれるものです。不飽和脂肪酸は、体の調子を整えるために必要な必須脂肪酸を多く含み、適度な摂取が推奨されています。不飽和脂肪酸は、サバやアジなどの青魚、オリーブオイルや大豆油、クルミなどに含まれています。
- 関連記事
このように、悪者扱いされがちな脂肪ですが、体にとって良い面もあります。脂肪の取りすぎはもちろん体に良くありませんが、まったく取らないのも問題なのです。
大まかに「常温で固体の油は控えめにする」「常温で液体の油は適度に摂る」と覚えておけばいいでしょう。
これらの体に良い脂肪と、悪い脂肪……あなたがよく摂っているのはどちらの脂肪ですか?いまいちど、自分の食生活を振り返ってみましょう。
このように、単にカロリーだけでなく栄養素にも着目してダイエットに取り組み、健康的な体を目指しましょう!